ハンドドリップ 
どうも、ハレルヤです。

今回のテーマは“コーヒー豆の膨らみ”について。

コーヒー屋にいってハンドドリップをしているのを見ていると、コーヒー豆がプクーっとドーム型に膨らんでいるのを見たことはありませんか?

初めて見る人なんかは特に「え、すごい!こんなに膨らむの?」なんて思う人も少なくないはず。しかし、いざ自分でコーヒーを淹れようと豆を買ってきてハンドドリップをしても一向に膨らまない・・・

「なぜ?全然膨らまないじゃん」
「これって淹れ方が悪かったの?」
「美味しくないんじゃないの?」

という疑問も出てくることでしょう。そこで今回は、ハンドドリップでコーヒー豆が膨らまない原因と膨らませる方法をご紹介したいと思います。

ぜひ参考にしてみてくださいね!
 
関連:【ハンドドリップの基本】コーヒーを美味しく淹れるのに覚えておきたい5つのポイント

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そもそもコーヒー豆が膨らむ理由ってなに?

コーヒー豆
そもそもハンドドリップでコーヒーを淹れるとなぜ豆が膨らむのでしょうか?その一番の要因は焙煎時のガスです。

市販のコーヒー豆というのは基本的には焙煎されてから販売されています。生豆を焼いて、飲める状態にされているという事ですね。

その焙煎をする行程でコーヒー豆の中に炭酸ガスが含まれる為、蒸らしでお湯をかける事でそのガスが放出され、ドリッパー内でプクーっと膨らむのです

逆に言うと、ハンドドリップにおける蒸らしの工程は、この焙煎時に含まれたガスを抜いてあげることが目的だといえますね。

では、それらを踏まえて、コーヒー豆が膨らまない原因を見ていきましょう。

コーヒー豆が膨らまない3つの原因と膨らませる方法

コーヒー豆が膨らまない原因

1.コーヒー豆が焙煎から時間が経っている

まず一つ目は焙煎時から時間が経っていること。

焙煎をしてから時間が経過するにつれ、コーヒー内部にあるガスは抜けていきます。私の経験上、焙煎からおよそ2週間くらいすると膨らみにくくなるように感じます。

よく「スーパーで買った豆が膨らまない」というのを聞きますが、それは焙煎時から時間が経っていることが原因だと考えられます。

また、そういった豆は予め挽かれて粉になっているものも多いです。「挽く=ガス」が抜けるという事なので、焙煎時間の経過に加え、挽かれている事で余計に膨らみにくいんですね

ちなみにガスが抜けるという事は風味も一緒に抜けているという証拠なので、コーヒー豆本来の風味を味わいたい場合は出来るだけ焙煎時から日の浅いものを購入するようにすれば良いでしょう。

2.浅煎りもしくは極端な深煎り豆である

二つ目は極端な浅煎り、もしくは極端な深煎り豆であること。これらの場合も大きくは膨らみにくいです。

浅煎り豆は手で持ってみると分かりますが、深煎りに比べて少し重いです。これは焙煎時間が短い為、内部に含まれる水分量が多いんですね。逆に深煎りは焼く時間が長い為、しっかり水分が抜けて軽いのです。

つまり焙煎度が浅いほど重く、蒸らしても粉が上に上がってこないんですね。なのでプクッと膨らみにくくなります。

逆に極端な焙煎度合いの豆(イタリアンロースト)も膨らみにくいですが、イタリアンローストでドリップはあまりしないのではないかと思います(特にサードウェーブと呼ばれる昨今は)

コーヒー豆を膨らませてみたいという時は新鮮なハイ~フルシティローストくらいの豆を試してみてください

3.お湯の温度が低い

ドリップする際の温度が低すぎる場合も膨らみにくいです。

色んな意見はありますが、個人的にコーヒーは大体90度前後での抽出が美味しいと思っています。これくらいの温度なら新鮮な豆であれば余裕で膨らみますが、例えば80度前後になるとやはり膨らみにくくなるように感じます。

コーヒーの成分はお湯の温度が高ければ高いほど、味の総量が増えます。(コーヒーの持つ色んな成分が抽出されるということ

つまり、「コーヒー豆にお湯が溶ける=内部に含まれるガスが放出される」、だから温度が高いほうが膨らむのかな?と個人的には思っています。(違ってたらすみません)

なので、コーヒーを低い温度で淹れがちの方は、一度温度を高めて淹れてみてください。

コーヒー豆が膨らまないと美味しくない?

フレンチプレス
コーヒー豆が膨らまないと美味しくないのか、という点に関しては一概にYESとは言い切れません。

上で述べたように、「豆が膨らむ=焙煎から日があまり経っていない証拠」、つまり“新鮮である”という事は間違いありません。ですが、新鮮であればあるほどガスが多く含まれている為、豆自体に味があまり馴染んでいないのです。

試しに焙煎直後の豆をドリップして飲んでみてください。「なんか美味しくない……」と思われる方もおそらく多いのではないでしょうか。

おすすめは、焙煎時から2日ほど経過したあたりでドリップしてみると、程よく味が馴染んで美味しいと思います。これくらいであれば豆がよく膨らむのも楽しんでもらえると思いますよ。

もし焙煎直後のコーヒーを楽しみたいという場合は、フレンチプレスやエアロプレスのようにコーヒーをお湯に浸ける浸漬法での飲み方がおすすめです
 


 
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コーヒー豆の膨らみまとめ

いかがでしたでしょうか?ここまでの内容を簡単にまとめておきましょう。

・焙煎日から日が経過するとガスが抜けて膨らみにくくなる

・浅煎りは水に対しての比重が重い為、膨らみにくい

・ハイローストからフルシティくらいの焙煎豆がおすすめ

・膨らませるには温度を低くしすぎないこと

・焙煎から2日経過したぐらいにドリップすると膨らんで味も美味しい

こんな感じでしたね。ここで覚えておきたいのは必ずしも「膨らむ=味が美味しい」ということではないという事です。しかし新鮮である事は間違いありません。

それぞれの焙煎度合いや出したい味に合わせて美味しく淹れてあげましょう

それでは!
 
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