浅煎りの淹れ方 
今回のテーマは“浅煎りのハンドドリップの淹れ方”について。

クリーンでかつフルーティ、綺麗な酸味が魅力の浅煎りコーヒーですが、スペシャルティコーヒーの普及もあり、最近では街中の様々なコーヒー店で見かけるようになってきましたね。

実際、お店で飲んで美味しかったから家でも淹れてみようと豆を購入して淹れてみると、「あれ、なんか違う……美味しくない……むしろまずい……」となってしまった経験をお持ちの方も少なくないのではないでしょうか?

私もハンドドリップを始めた当初は、全然美味しく淹れられませんでした。深煎りだとある程度美味しく淹れられるなぁという印象だったのですが、浅煎りはどうも渋みが出てしまったり、飲んだ瞬間に変な味がしたり、酸味がきつすぎたり……。

もちろん、今でもずっと美味しく淹れられる方法は探していますが、数年間自分なりに美味しく淹れられる方法を模索して、それなりに失敗せずに淹れられるようにはなったので、今回はその方法をご紹介したいと思います。

ぜひ参考にしてみてくださいね!
 
関連:【撹拌ドリップ】浅煎りコーヒーの蒸らし時にスプーンで混ぜると味はどうなる?ステアのやり方は?
 

スポンサーリンク

浅煎りコーヒーを美味しく淹れる5つのコツ!まずい原因と対処法

浅煎りハンドドリップ

1.抽出時間の目安は2:30以内にする

浅煎りを淹れる際、抽出時間は大体どれくらいでしょうか?

自分の経験上、大体2:30以内を目安に抽出を終えるとボディが重くなり過ぎず、また雑味も出にくいので綺麗なフレーバーと酸味を感じる事ができると感じています。

ハンドドリップを始めた頃は深煎りをメインに淹れていて、抽出時間を大体3分前後くらいで考えていた為、浅煎りもそれくらいで淹れていました。

そうするとどうも変な渋みが出てしまったり、ボディ感が強くなり過ぎて、フレーバーを感じにくかったりという事がありました。

浅煎りはドリップ後半になるにつれて落ちにくくなり、ドリッパー内にお湯が長時間溜まります。ここの時間を長くとると雑味成分が出やすくなるので、なるべく前半に注湯を多くし、後半はサクッと終えてしまいましょう。

2.湯量を少し増やしてみる

「どうも酸味がキツいな……」という時、注ぐお湯の量を一度増やしてみてください。

例えば、10gのコーヒー豆を使って、150mlのお湯を注ぐとします。抽出される量はだいたい120ml前後になると思いますが、この場合、比率としては1(豆):15(湯量)になりますよね。

これを1:16にしてみます。10gの豆を使う場合は160mlのお湯を注ぐという事ですね。これだけでも飲んだ時の印象はグッと変わります。酸味が柔らかくなって飲みやすくなる為、すごくあっさりと飲めるようになりますよ。

抽出時にそのまま湯量を増やしても良いですし、抽出後に飲んでみて、様子を見ながら直接お湯を足す(加水)という方法でも大丈夫です。

私は朝に飲む時は少し湯量を多めにして、胃に優しい飲み方をする事が多いです(笑)

3.抽出温度を下げてみる

浅煎りの淹れ方のセオリーとして、「高温、短時間抽出」というのを聞いたことはないでしょうか?高温でサクッと淹れて、フレーバーと酸味を出す淹れ方ですね。

もちろんこの方法は全然有効だと思うのですが、例えばこれで美味しくない場合、一度温度を下げてみてください。そうする事で、トゲがなくまろやかで飲みやすくなると思います。

これは、焙煎直後の豆で考えられるのですが、焙煎日から日数が浅い(1日目や2日目くらい)と味が落ち着いていない為、高温で淹れるとトゲがあったり、まとまりのない味になってしまう事があります。

経験上、焙煎から3日くらい経てばある程度味が落ち着いているので、高温で淹れても美味しく飲める気はしています。

4、粉の挽き目を少し荒くする

浅煎りにしてはドシッとしたコーヒーになってしまうという場合、少し挽き目を荒くしてみましょう。

挽き目が細かいとどうしてもボディ感が強くなり、クリーンさが薄らいでしまったり、フレーバーが弱く感じたりする事があります。軽やかな浅煎りが飲みたいという方はぜひグラインダーの目盛りを1つ荒くしちゃいましょう。

でも、それだとどうしても薄く感じてしまうという場合は、挽き目は粗めにして粉量を増やすという方法もあります。色々試してお好みの方法を見つけてみてくださいね。

5.微粉が多いと雑味の原因になるかも

抽出時間、湯量、温度、挽き目、ここまで試したけどどうしても美味しくならないという場合、もしかするとコーヒー豆を挽く際に微粉が多く出てしまっているのかもしれません。

微粉というのは、豆を挽いた時に出る細かな粉ですが、これが多ければ多いほどクリーンなコーヒーからは遠ざかってしまいます。

私は、今まで電動ミルはBONMAC→ナイスカットG→みるっこDXと3種類使ってきましたが、この買い換えた順に微粉の量は少なくなり、結果浅煎りのクリーンさが増したように思います。

またEK43やコマンダンテといった高スペックのミルもありますが、これらは豆を挽いた時に出る微粉がとても少ないです。これらで挽いた豆で淹れるとお湯の落ちがとても早くなるのですが、それはこの微粉が少ないからなんですね。

「お湯が落ちるのが早くなる=クリーンになる」という事が考えられますね。

対処法としては、ミルを替えるのも一つですが、微粉を振るいにかけて除去するという事も可能です。有名なところではKRUVE(クルーヴ)パウダーコントロールストッカー微粉を除去できる受け缶茶こしなどが使えますね。

↓こちらの動画で「微粉を除去できる受け缶」を紹介しているので、良ければご覧ください↓

スポンサーリンク

まとめ

浅煎りの美味しい淹れ方、いかがでしたでしょうか?

ここまでの内容を簡単にまとめておきましょう。

・抽出時間の目安は2:30秒以内
・酸味がキツいと感じる場合は湯量を増やす
・焙煎から日が浅い豆は温度を下げてみる
・ボディ感が強くなってしまう場合は挽き目を少し荒く
・微粉が多いと雑味が出てクリーンさが無くなってしまう

こんな感じでしたね。

もし、今回挙げたような例が当てはまって美味しくないと感じている方がいらっしゃれば、ぜひ一度試してみて下さい。

それではまた!
 
関連:【ハンドドリップコーヒー】味の調整方法を4つの項目別にチェック!濃度・酸味・苦味・香り(フレーバー)を出す淹れ方